ライセンス設定

貴社独自のライセンスを設定

「ライセンス設定」では、暗号化するPDF文書をどのCodeMeterライセンスで保護するかを設定します。 ここで指定したライセンス情報は暗号化された文書に組み込まれ、閲覧時にはFencMesh Viewerがライセンスを確認します。一致するライセンスを持つ利用者のみ文書を復号・閲覧できるため、配布先を限定した安全な文書配布を実現します。

ライセンス設定は、「誰がこの文書を閲覧できるか」を決めるための設定です。FencMesh PDFでは、CodeMeterライセンスと文書を関連付けることで、許可された利用者だけが文書を開ける、安全なアクセス制御を実現します。

ファームコード

CodeMeterライセンスを発行する組織(ベンダー)を識別する番号です。 通常はシステム管理者または販売元から指定された値を使用します。 一般ユーザーが変更する必要はありません。

プロダクトコード

保護対象となる製品やライセンスグループを識別する番号です。 例えば、 技術資料 製品マニュアル 社外配布資料 など、用途ごとに異なるプロダクトコードを設定することで、閲覧できる文書をグループ単位で管理できます。

フィーチャーコード

プロダクトコード内でさらに細かな機能や権限を識別する番号です。 必要に応じて、 一般公開資料 設計部門 品質保証部門 協力会社 など、利用者や用途に応じたアクセス制御を行えます。 通常運用では既定値(0)を使用します。

ライセンス確認

指定したライセンス情報が現在接続されているCodeMeterライセンスで利用可能か確認します。 暗号化を開始する前に確認することで、設定ミスやライセンス不足による暗号化エラーを防ぐことができます。

ライセンス設定の仕組み

FencMesh PDFでは、暗号化された文書にライセンス情報が埋め込まれます。 文書を開く際には、FencMesh ViewerがCodeMeterライセンスを確認し、文書に設定されたライセンス情報と一致した場合のみ復号・閲覧が許可されます。この仕組みにより、PDFファイルが社外へ持ち出された場合でも、正しいライセンスを所有していない環境では閲覧できません。

運用例

[社内限定文書]
項目 設定例
FirmCode: 自社FirmCode
ProductCode: 社内文書
FeatureCode: 0
→ 社内ライセンスのみ閲覧可能

[協力会社向け図面]
項目 設定例
FirmCode: 自社FirmCode
ProductCode: 協力会社用
FeatureCode: 1
→ 協力会社向けライセンスのみ閲覧可能

[製品マニュアル]
項目 設定例
FirmCode: 自社FirmCode
ProductCode: Manual
FeatureCode: 0
→ マニュアル用ライセンスのみ閲覧可能

技術メモ

FencMesh PDFでは、CodeMeterライセンスに登録されたFirmCode・ProductCode・FeatureCodeを暗号化文書へ関連付けます。 文書の閲覧時にはFencMesh ViewerがCodeMeterライセンスを照合し、一致した場合のみ復号鍵を取得して文書を表示します。 このため、暗号化されたファイルをコピーしただけでは閲覧できず、ライセンスに基づくアクセス制御を実現します。

POINT

ライセンス設定は、FencMesh PDFのアクセス制御の基盤となる重要な設定です。