エラーメッセージ

エラーメッセージ作成

「エラーメッセージ」では、FencMesh Viewerで保護文書を開く際に、利用条件を満たさない場合に表示されるメッセージを設定します。ここで設定したメッセージは暗号化文書に保存され、閲覧時に該当するエラーが発生するとFencMesh Viewerに表示されます。企業ごとの運用ルールやサポート体制に合わせて、利用者へ分かりやすい案内を表示できます。もちろん、デフォルト(日本語)のままでも問題ありません。

ドングル未検出

CodeMeterライセンス(USBドングルまたはソフトウェアライセンス)が見つからなかった場合に表示されます。
(例) 正しいライセンスキーを接続してから、もう一度文書を開いてください。

ライセンス不一致

文書に設定されたライセンス情報と、現在のライセンス情報が一致しない場合に表示されます。 ライセンスの種類や権限が異なる場合に表示されます。
(例) この文書を閲覧する権限がありません。管理者へお問い合わせください。

有効期限切れ

文書の有効期限を過ぎた場合に表示されます。 期間限定で公開した資料などで利用されます。
(例) この文書の公開期間は終了しました。最新版が必要な場合は管理者へお問い合わせください。

閲覧回数超過

設定された閲覧可能回数を超えた場合に表示されます。
(例) 閲覧可能回数の上限に達しました。閲覧を継続するには管理者へお問い合わせください。

印刷回数超過

印刷可能回数を超えた場合に表示されます。
(例) 印刷可能回数の上限に達しました。追加の印刷が必要な場合は管理者へお問い合わせください。

アクセス拒否(その他)

その他の理由により閲覧が許可されない場合に表示されます。 例えば、
権限不足
セキュリティポリシー違反
想定外のアクセス
などに利用します。

FencMesh Viewerのバージョンが古い

文書が新しい形式で暗号化されており、現在使用しているFencMesh Viewerでは対応できない場合に表示されます。
(例) 新しいバージョンのFencMesh Viewerへ更新してください。

文書が破損・改ざん

暗号化された文書の整合性を確認した結果、ファイルが破損している、または改ざんされた可能性がある場合に表示されます。FencMesh PDFでは、暗号化された文書の整合性を確認し、安全性を保証しています。ファイルの内容が変更されたり、コピー中に破損したりした場合は、安全のため文書を開くことができません。
(例) この文書は破損しているか、改ざんされている可能性があります。配布元または管理者へお問い合わせください。

初期値に戻す

各メッセージを初期状態へ戻します。 企業独自に編集したメッセージを標準メッセージへ戻したい場合に利用します。

運用例

[社内利用]
この文書を閲覧する権限がありません。
情報システム部(内線1234)へお問い合わせください。

[協力会社向け]
ライセンスを確認できませんでした。
契約担当者または営業担当へご連絡ください。

[保守契約]
文書の利用期限が終了しました。
最新版についてはサポート窓口までお問い合わせください。

技術メモ

設定したエラーメッセージは暗号化文書のポリシー情報として保存されます。 閲覧時にFencMesh Viewerがライセンス状態やセキュリティポリシーを確認し、該当する条件に応じたメッセージを表示します。このため、文書ごとに異なる案内やサポート情報を提供することが可能です。

ベストプラクティス

エラーメッセージには、「エラー内容」だけでなく、「利用者が次に取るべき行動」を記載することをおすすめします。
例えば、

△ あまり望ましくない例:
ライセンスエラーです。

では、利用者はどうすればよいか分かりません。

○ 推奨例:
この文書を閲覧するためのライセンスが確認できませんでした。ライセンスの状態をご確認のうえ、解決しない場合は情報システム部または管理者へお問い合わせください。

このように記載することで、問い合わせ対応がスムーズになり、利用者の混乱も軽減できます。

活用のヒント

エラーメッセージもセキュリティポリシーの一部です。
FencMesh PDFでは、エラーメッセージを文書ごとに設定できます。例えば、社内向け文書では情報システム部の連絡先を、取引先向け文書では営業担当やサポート窓口を案内するなど、利用者に応じたメッセージを表示できます。これにより、単にアクセスを拒否するだけでなく、適切な問い合わせ先を案内できるため、運用効率やユーザー満足度の向上にもつながります。

POINT

エラーメッセージは「エラーを知らせる」だけではありません。利用者が次に何をすればよいかを案内するための重要な情報です。