コードメータの暗号化原理

コードメータには、アプリケーションプログラムをソースコードを変更せずに、強力に自動暗号化できる「AxProtector」が用意されています。20年以上のプロテクト技術の結晶と、最新の暗号化アルゴリズムAES256ビットを駆使しながら、最強の暗号化テクノロジーをご提供します。 ベンダーコード(開発会社コード)であるファームコード(Firm Code)、商品やユーザーごとに割り当てるプロダクトコード(Product Code)、フィーチャーマップ(Feature Map)などのプロダクトアイテムオプション(Product Item Options)、コードメータハードウェアの中に格納されている秘密鍵であるファームキー(Firm Key)、コードメータハードウェアの複製を防止するシークレットデータ(Secret Data)、多形体暗号を実現する暗号コード(Encryption Code)を総合してコードメータチップの中で生成される暗号キー(Key)をベースにプログラムを暗号化します。

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AxProtector = Automatic Executable Protector

暗号キー(Key)は、自動暗号化ツール「AxProtector」にファームコード(Firm Code)やプロダクトコード(Product Code)、プロダクトアイテムオプション(Product Item Options)などを入力することで自動的に作成され、オリジナルアプリケーションプログラムを自動的に暗号化します。

コードメータキー(ハードウェア)の中にも、同じ情報(ファームコード、プロダクトコードなど)を登録し、両者が一致した場合のみ、暗号化されたプログラムが起動します。一致しない場合、またはコードメータキーが存在しない場合はプログラムは動作しません。

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暗号化されたプログラムは、ハードディスクやCD/DVD、USBメモリー、クラウド上などにコピーすることは可能ですが、常に暗号化されているため、起動時に必ずコードメータキーをチェックします。チェック時に正しいコードメータキーが存在しないかぎりプログラムは起動しませんので、確実にセキュリティをキープできます。

暗号化処理やキーの作成を行うには、専用のCmFSB が必要

AxProtectorでプログラムを暗号化したり、コードメータキー(ハードウェア)にファームコード(Firm Code)やプロダクトコード(Product Code)、プロダクトアイテムオプション(Product Item Options)などを登録するには、貴社専用のCmFSB(CodeMeter Firm Security Box)が必要になります。CmFSBには貴社のファームコードが割り当てられているため、貴社のファームコードを使って暗号化したり、コードメータキーを作成できるのは貴社のみになります。第三者が貴社のファームコードを使って暗号化したり、コードメータキーを作成することができません。

CmFSBは、コードメータCmStickと同じ形状・大きさです。

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* 貴社のファームコード(Firm Code)は、コードメータ開発キットご購入時に、弊社にて割り当てさせていただきます。