CmBox時間について

コードメータには、時刻を確実に刻み、過去には戻せないCmBoxタイマー機能が搭載されています。このCmBoxタイマー機能を利用することにより、アプリケーションの使用有効期限や使用開始日、使用可能期間を確実にコントロールすることが可能になります。最新の時刻がコードメータキーの中に刻まれていくため、PCのシステム時計を過去に戻しても確実に有効期限を確保します。 コードメータキーの中には、3種類の時間情報が保存されています。

システム時間(PC)
PCのシステムクロック時間です。
システム時間(CmContainer)
コードメータキーの時間(CmBox時間)です。すべてのタイマーチェックは、このシステム時間(CmContainer)をもとに行われます。コードメータキーをPCに装着した時に、システム時間(CmContainer)がPCのシステム時間(PC)よりも遅れていた場合は、システム時間(CmContainer)はシステム時間(PC)に更新されます。このシステム時間(CmContainer)はユーザーが過去に戻すことはできません。 唯一、認証タイムサーバー経由でその時点での正確な時刻に調整することは可能です。
認証時間(CmContainer)
認証タイムサーバーで更新された時刻です。

CmBox時間が更新されるタイミング

コードメータキーのcmBox時間が更新されるタイミングは、

  • 1.PCに装着した時 (At plugin)に更新する
  • 2.50秒ごとにPCシステムクロック(PT = PC Time)をチェックし、その都度CmBox時間(BT = Box Time)を更新する。

コードメータキーを装着しているだけで、CmBox時間(BT)は、定期的に更新される。

  • CT = Certified Time (認証時間)
  • BT = Box Time (CmBox時間)
  • ST = System Time (システム時間)
  • PT = PC Time (PCシステムクロック)
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PCシステムクロック(PT)を過去に戻した場合: PCのシステムクロック(PT)を意図的に過去に戻しても、CmBox時間(BT)は変化しない。 PCのシステムクロック(PT)がCmBox時間(BT)を超えると、CmBox時間(BT)は更新される。

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PCのシステムクロックが進んでいた場合

万一、PCのシステムクロックが現在の時刻よりも先に進んでいた場合は、CmBox時間もその時間に更新されます。

例えば、PCのシステムクロックが2045年12月31日になっていた場合、CmBox時間も2045年12月31日に更新されます。この場合、WebAdminの「更新」ボタンをクリックすると、インターネット経由で自動的にタイムサーバーにアクセスし、CmBox時間を現在の正確な時刻に修正してくれます。従い、有効期限が設定されたアプリケーションも正しく起動させることができます。

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アクセスできるタイムサーバーは、CodeMeter専用のタイムサーバーになります。

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また、CmBox時間の修正は、自動暗号化ツールAxProtectorでプログラムを暗号化する際に自動的に組み込むことや、コードメータのコアAPIを使って行うこともできます。さらに、ユーザーツールであるコードメータコントロールセンターからも簡単に行えます。

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