CodeMeterAct (コードメータ アクト)
CodeMeterAct(コードメータアクト)とは、ハードウェアを使用しないソフトウェアによるアクティベーションベースのライセンスシステムです。CodeMeterAct(コードメータアクト)はハードウェアベースのCodeMeter(コードメータ)の機能と互換性を持ち、ほぼすべての面で共通に使用することができます。CodeMeterActのライセンスは、ソフトウェアベースでPCに固定されます。
CodeMeterActの特長としては、
1. PCに固定したライセンス
2. PCハードウェアの4つの属性をチェックするバインディングスキーム
3.1つのライセンスに複数のプロダクトコード、有効期限、回数制限などを設定できる
4.1つのライセンスに複数のネットワークライセンス(フローティングライセンス)を割り当て、ネット ワークベースのライセンス管理をすることができる
5. 自動暗号化ツールAxProtectorをCodeMeterと同時に使用できる
6. CodeMeterのWUPIやCore APIを共通で使用できる
7.ライセンス貸出をCodeMeterとCodeMeterAct間で利用できる
8. Windows/Mac/Linuxに対応
等があります。

PCバインディングスキームについて
CodeMeterActは、PC固定のセキュリティで、PCハードウェアの下記4つの属性をチェックします。
D: Disk (ハードディスクのシリアル番号)
C: CPU (CPUプロセッサタイプ)
B: Bios (Biosのシリアル番号)
N: Network Adapter (Macアドレス)
チェックする属性はセキュリティポリシーに応じて組み合わせることが可能です。例えば、"4つの属性の内、3つの属性が正しければOK"または"3つの属性の内、2つの属性が正しければOK"という組み合わせが可能です。これらの組み合わせをPCバインディングスキーム(PC Binding Scheme)と呼び、ライセンス情報ファイル(.wbb)を作成するときに決定します。
例:
DCBN:4
ディスク(D)、CPU(C)、Bios(B)、Network Adapter(N)の4つの属性をチェックし、4つがチェックOKである必要がある。1つでも違いがあるとチェックエラーになる。
DCBN:3
ディスク(D)、CPU(C)、Bios(B)、Network Adapter(N)の4つの属性をチェックし、3つがチェックOKである必要がある。4つの内、どれか3つが合っていればOKになる。すなわち、ハードウェアの交換により、1つまでの変更は許可する。
N:1
Network Adapter(N)のみチェックし、ディスク(D)、CPU(C)、Bios(B)はチェックしない。Network Adapterが正しければOKになる。すなわち、Network Adapter(N)を交換するとチェックエラーになるが、ディスク(D)、CPU(C)、Bios(B)を交換してもチェックエラーにはならない。
D:1
ディスク(D)のみチェックし、CPU(C)、Bios(B)、Network Adapter(N)はチェックしない。ディスク(D)が正しければOKになる。すなわち、ディスク(D)を交換するとチェックエラーになるが、CPU(C)、Bios(B)、Network Adapter(N)を交換してもチェックエラーにはならない。
DCB:2
ディスク(D)、CPU(C)、Bios(B)の3つの属性をチェックし、どれか2つが正しければOKになる。すなわち、ディスク(D)、CPU(C)、Bios(B)の内、1つまでの交換は許可する。Network Adapter(N)はチェックしないため、交換してもエラーにはならない。
これらのPCバインディングスキームはライセンサーがセキュリティポリシーに基づいて決定します。
アクティベーション (Activation) の流れ
CodeMeterActは、ライセンサー(開発会社)とユーザー間でライセンスファイルのやり取りを行いながらアクティベーション(Activation)を行います。
流れとしては、
1.最初に、ライセンサーがライセンス情報ファイル(.wbb)を作成し、ユーザーに渡す。
2.ユーザーはライセンス情報ファイルをもとにライセンス要求ファイル(.WibuCmRaC)を作成し、
ライセンサーに渡す。
3.ライセンサーはライセンス要求ファイルをもとにライセンス更新ファイル(.WibuCmRaU)を作成し、
ライセンサーに渡す。
4.ユーザーはライセンス更新ファイルをインポートし、アクティベーションを完了する。
になります。ファイルのやり取りはメール添付等が可能です。

対応OS
Windows 2000/XP/Vista/7 (32bit/64bit),
Windows Server 2000/2003/2008 (32bit/64bit)
Mac OS X 10.4, 10.5, 10.6
Linux (32bit/64bit)
コードメータAct販売促進ツール (コードメータAct BSN) も用意
コードメータAct販売促進ツール(コードメータAct BSN)は、ソフトウェアベースプロテクトであるコードメータActを利用して使用期限付きのデモバージョン(評価版)を配布するツールです。ハードウェアのコードメータを使用せずに、使用期間を設定し、不特定多数に配布できるため、アプリケーションの販売促進に非常に効果を発揮します。使用期間は御社で自由に設定可能です。(例:30日間限定、60日間限定など)
使用期限が過ぎるとアプリケーションが起動できなくなります。後日、正規のコードメータ(ハードウェア)やコードメータActライセンスを送ることでそのままアプリケーションを正規版として使用することが可能です。アプリケーションは、コードメータの自動暗号化ツールAxProtectorやWUPI/Core APIを使って強力にプロテクトするため、セキュリティが脆弱になることはありません。また、販促促進ツール(コードメータAct BSN)のために特別に暗号化処理を行う必要がなく、正規版と共通した暗号化処理が可能です。
さらに、コードメータAct販売促進ツール(コードメータAct BSN)の場合、使用契約期間内であればライセンス数は無制限に利用できます。従い、コストをかけずに不特定多数に評価用ライセンスを配布することが可能です。(ライセンスは使用期限付きのライセンスになります)
コードメータAct販売促進ツールとハードウェアのコードメータキー(CmStick等)やソフトウェアベースのコードメータActと組み合わせることにより、今までになかった効果的な販売促進が可能になります。
* BSN = Binding Scheme None